レンズ上部のヒビと全体的に若干黄ばんでいるのが気になるとのことで、コーテイングのご用命をいただきました。
作業工程をご紹介いたします。
ヘッドライト全体を耐水ペーパー800番でスリスリ擦ります。
古いレンズはレンズ内部にひび割れが生じるので表面を磨いても綺麗になりませんが、紫外線などで変色しているのはレンズ表面です。耐水ペーパー800番でスリスリしてレンズ表面にある黄ばんだポリカーボネイトを取り除きます。
市販のヘッドライトコーテイングを試してみたけど、やっぱりダメだったって方も大丈夫! すでにコーテイングされているヘッドライトでも、耐水ペーパー800番の研磨力でコーテイングは根こそぎ除去出来ます。
研磨力の強い耐水ペーパー800番でスリスリすればレンズ表面にあるコーテイングや色ボケしたポリカーボネイトは除去されますが、レンズ表面はこんな姿になってしまいます。
800番で表面を削ぎ落したレンズ表面を1500番の耐水ペーパーでスリスリ・スリスリします。
800番より目が細かい1500番でスリスリすると、表面の傷が細かくなります。
写真では分かりにくいですが、上の写真よりも少し透明感が出ます。
ここで油断すると仕上がりに影響しますしコーテイングの耐久性にも影響するので、根気よく、満遍なく、800番で出来た傷が残らないようにスリスリ。スリスリ…
お客様の笑顔を思い浮かべながらスリスリ、スリスリ…
800番で表面に出来た傷を1500番で研磨して細かな傷になったところで
今度は3000番の耐水ペーパーでスリスリ スリスリ…
これがコーテイング前の最終工程となります。
この作業も油断すると仕上がり・耐久性に影響するので、ただひたすらスリスリ、スリスリ…
1500番で細かくした傷をさらに細かい傷にするためにスリスリ、スリスリ…
出来上がりの美しさを思い浮かべながらスリスリ、スリスリ…
どこよりも、誰よりも… 世界一のコーテイング職人を目指して スリスリ、スリスリ(笑)
3000番でスリスリした後はさらに透明感が出ました。
ここまで来れば、この状態をコンパウンドで磨けば、レンズは綺麗になります。
綺麗にはなるんですけど、3か月くらいで黄ばみます。
間違いなく黄ばみます。
コーテイングする前より黄ばみます。
なので、その程度の仕上がりに妥協することなく いよいよコーテイングに入ります。
写真で伝わるかちょっと不安ですけど、綺麗に仕上がりました。
お客様も私も、大満足の仕上がりです(笑)
磨いただけでは実現できない透明感!
ハイクオリティなヘッドライトコーテイング!
これで税込11.00円はお買い得!
コーテイング作業中の写真が必要ですね。
次回はコーテイング中の写真をご紹介します。
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