左ドア下部とロッカーパネルが大きく変形しています。左スライドドアは凹みが中央部まで波及しているので交換するしかありません。
左ロッカーパネルは鈑金で形状を元通りにするのですが、ドア下部との隣接面が折れているのでかなりの難易度です。
左リヤフェンダーもしっかり凹んでいますが、左ロッカーパネルと比べると 普通の凹みに見えます。
左の写真はロッカーパネルとリヤフェンダーの塗装を剥がした姿です。変形したスライドドアとの隙間で、どれくらい変形しているかが分かりますね。 このスライドドア自体も変形しているので、正しい姿のドアを取付ければさらに隙間は広がります。
スライドドアを外し、スタッド溶接で凹んでいるパネルを引っ張り出します。ある程度形を戻したら、新しいドアを仮装着して、さらに形を整えます。
地道な作業ですが、お客様の笑顔を思い浮かべながら根気よく、少しずつ、休まず…。
スライドドアを仮装着して、スライドドアとロッカーパネルとリヤフェンダーのバランスを確認しつつ、ようやくほぼ元の状態まで復元出来ました。
今回の作業ではスライドドアに合わせて左ロッカーパネル・左リヤフェンダーを修理する必要があったので、左スライドドアを付けては外して…ようやく鈑金修理が出来ました。
次はサフェーサーを塗装します。サフェーサー(下地塗装)を塗装することで修理後の錆の発生を防止し、修理面をさらにツルツルお肌に仕上げることが出来ます。写真はサフェーサーを塗装したところです。
いよいよ、ここから最終塗装作業に入りますが、最終塗装時も左スライドドアを外す必要があります(涙)。
ドアを装着したまま塗装すると、ドアを開けたときに見えるステップ周りが塗装できません。
まぁ、なんてことでしょう♪
以前大きく凹んでいたスライド廻りが新車の様な姿に大変身!
ビフォアフターのナレーション風に読んでくださいね(笑)。
ビフォアフターって番組は面白いなぁ…と楽しんでます。
今回の修理の左スライドドアはお客様のご希望により中古部品を使用しました。中古なので凹み等がありましたが、中古ドアも鈑金塗装しちゃったので新品部品同様の仕上がりです。
新品ドアパネルを使用すると修理費総額188.000円ですが、中古ドアパネルを利用したので修理費は130.000円でした。
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